画像を回転させたり角度を変えたりする方法(3Dの回転もできる)【Premiere Pro】

Premiere Pro

動画を編集しているときに「画像を回転させたい」「角度を変えたい」と思うことはありませんか?

Premiere Proならそれが間単にできちゃいます。

 ✅この記事で解決できる悩み

  • 画像をくるくると回転させたり、角度を変えたりする方法を知りたい
  • 画像を立体的(3次元方向)にも回転できるの?

方法は2通りありますので、順番に解説します。

方法❶ エフェクトコントロールの「回転」を使う
  • STEP.1
    角度を変えたいクリップを選択

    タイムラインのクリップを選択します。

  • STEP.2
    「エフェクトコントロール」>「モーション」を開く

    モーションの中にある「回転」の角度を変更すると、画像の角度が変わります。

    数値は直接入力もできますし、カーソルを近づけて左右に動かして変更することもできます。

    ちなみに複数クリップを同時に選択しても、複数クリップに対してエフェクトコントロールの操作を同時にはできません。

    ただし1つのクリップに適用したエフェクトを、別の複数クリップに反映させることはできます。(その方法は別途解説します。)

方法❷ 画像を直接操作する
  • STEP.1
    「プログラムモニター」の角度を変えたい画像にカーソルを合わせてダブルクリック

    うまくクリック(選択)できない場合は、タイムラインのクリップを選択してから画像をダブルクリック。

  • STEP.2
    画像の四隅にカーソルを近づけて、回転のカーソルに変わったらドラッグする

    図の様な曲がった矢印カーソルの状態でドラッグすれば自由に角度を変更できます。

    角度を決めたらドロップして完了です。

立体的(3次元方向)というのは上記のように回転させることを指します。

エフェクトの「基本3D」を使う
  • STEP.1
    角度を変えたいクリップを選択

    タイムラインのクリップを選択します。

  • STEP.2
    「基本3D」を適用する

    「エフェクト」>「ビデオエフェクト」>「遠近」>「基本3D」をダブルクリックしてクリップに適用させます。

    複数クリップを同時に選択した状態で「基本3D」をダブルクリックすれば、それぞれのクリップに「基本3D」が適用されます。

  • STEP.3
    「エフェクトコントロール」で各数値を操作する

    「エフェクトコントロール」>「基本3D」を開き、数値を操作します。

    • スウィベル
      • 水平方向に回転します。
    • チルト
      • 垂直方向に回転します。
    • 画像までの距離
      • 奥行きの距離を変更します。画面に近いほど大きく表示され、遠いほど小さく表示されます。
    • 鏡面ハイライト表示
      • 画像に光が当たっているような表現ができます。より立体感を演出したいときに使用するといいでしょう。
    • プレビューワイヤーフレームを描く
      • プレビューの際にカクカクする場合、ワイヤーフレーム(立体の辺だけを示す線)だけでプレビューできる機能だそうです。
      • (私はまだその状態になったことがないので見たことはないです。。)

    任意の角度に調整できれば完了です。

「角度を変える方法は分かったけど、くるくると回転させるにはどうしたらいいの?」

その方法は「キーフレームを打つ」です。

ここからは「基本3D」を使ってくるくる回転させる手順を解説します。

エフェクトコントロールの「回転」を使う場合も基本操作は同じです。

「キーフレーム」を打って画像をくるくると回転させる方法
  • STEP.1
    回転させたいクリップを選択

    タイムラインのクリップを選択します。

  • STEP.2
    「基本3D」を適用する

    「エフェクト」>「ビデオエフェクト」>「遠近」>「基本3D」をダブルクリックしてクリップに適用させます。

    「エフェクトコントロール」>「基本3D」を開きます。ここまでは角度を変える方法と同じ手順です。ここから水平方向にくるくる回転させていきます。

  • STEP.3
    開始点にキーフレームを打つ

    まずは再生ヘッドをくるくる回転させる開始点に移動します。

    そして「スウィベル」の左端の「時計マーク」をクリックします。

    すると右側のタイムラインに「キーフレーム(ダイヤモンドのマーク)」が打たれます。これがくるくるの開始点になります。

  • STEP.4
    終了点にキーフレームを打つ

    次に再生ヘッドをくるくる回転させる終了点に移動します。

    そして「スウィベル」の数値を回転させたい角度に変更します。

    360°を超えると「1x」と表記され、1回転することを意味します。

    するとまた「キーフレーム」が打たれます。これがくるくるの終了点になります。

  • STEP.5
    再生してみる

    では再生してみましょう。

    水平方向にくるくると回転できました!

今回はPremiere Proで「画像の角度を変える方法」「くるくる回転させる方法」について解説しました。

画像を回転させることでキャッチーな演出ができるため、より魅力的な動画を制作できますよ。積極的に活用していきましょう!

当ブログでは、Premiere Proを使って動画編集する際のノウハウや時短テクニック、映像制作における豆知識などをお伝えしていますので、ぜひ他の記事も覗いていってください。

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