2025年6月15日、大阪・関西万博の会場付近の警察車両内で、警察官による拳銃の誤発射がありました。
幸いにもけが人はいなかったそうです。
なぜこのような誤発射が起きたのでしょうか。
この記事では
- 万博で警察が銃を誤発射した理由3選
という内容をまとめました。
【理由①】銃弾が入っていないか確認しようとした
大阪府警によりますと、15日午後7時ごろ、万博会場の警備業務に従事する第二機動隊の男性巡査長(28)が、勤務交代時に警察車両内で装備していた拳銃を取り外して保管用のジュラルミンケースに入れる際、弾が入ったままであることに気づかず、誤って拳銃の引き金を引き、実弾1発を誤って発射させたということです。
読売テレビ
なぜ誤発射してしまったのでしょうか。
1つ目の理由として考えられるのは
銃弾が入っていないか確認するため空打ちしようとしたから
です。
誤発射した警察は、勤務交代時に拳銃をジュラルミンケースに保管しようとしたようですが、その際に
「念の為、弾が入っていないか確認しようとした」
という可能性があります。
弾が入ったまま保管すると暴発の可能性があるかもしれないので、事前に確認しようとしたのでしょうか。
しかし確認するにしても、車内で無闇に引き金を引くことに違和感があるので、この理由は現実味がないかもしれませんね。


【理由②】遊んでいた(ふざけていた)
2つ目の理由として考えられるのは
遊んでいた(ふざけていた)
です。
これはもちろんあるまじき行為ですが、警察官も人間ですから魔が差したのか、冗談のつもりでふざけて引き金を引いてしまった可能性もありますね。
年齢だけで判断するのはよくないですが、28歳という若手の警察官ですから可能性としてなくはないかもしれません。


【理由③】安全装置が外れていた
3つ目の理由として考えられるのは
安全装置が外れていた
です。
日本の警察で使用される拳銃には、安全性を高めるための様々な安全装置が備わっています。
よく採用されている「安全ゴム」は、リボルバーのトリガー後ろに取付けるゴム製の装置で、不用意にトリガーが引けないようになっています。
下の画像の赤丸部分が「安全ゴム」です。



この安全ゴムがあることで、簡単には引き金が引けないようになっています。
今回は、この安全装置が何らかの理由で外れており、それに気づかずに扱っていたところ引き金に触れてしまったのかもしれません。
とはいえ、もっと安全に慎重に取り扱ってほしいですね。
【理由3選】万博で警察が銃を誤発射したのは遊んでいたから?のまとめ
今回は、大阪・関西万博の会場付近で警察官による拳銃の誤発射事件が起きた理由についてまとめました。
くれぐれも再発防止の徹底をお願いしたいです。
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